TLT第三回公演「うんこ」稽古日記 vol.1 ―初っ端から本番のつもりで喰らいつけ

 こんにちは。狛千心(こまちさね)です。3月にあるTeam Local Train第3回公演「うんこ」のお稽古が本格的に始まりましたので、公演終了までその様子をお届けしたいと思います。


 12月中に台本の読み合わせをし、1月に入ってからはほぼ台本無しで、立ち稽古を開始しました。
 脚本・演出の甲斐大櫻先生(以下、甲斐さん)のご指導のもと、出演者もあれやこれやと考えながら必死に食らいついています。


 立ち稽古初回から甲斐さんから心に刺さる言葉をたくさんいただいています。
 

最初といえども本番さながらに小さいところもしっかり芝居を作り込む、

その中で全体の流れは大きく掴んでおき後から微調整していく、

何故そこにいるのか理由を明確に、

台詞と台詞の間で自分は何をするべきなのか埋めていく、

開いた芝居、
空気作り、
間は大事…。

 初回のお稽古では狛の出番はありませんでしたが、人の演技を観ているだけでもとても勉強になりました。良い部分はどんどん真似をして自分の引き出しを増やしていこうと思います。
 時々甲斐さんがお手本を見せてくれるのですが、それがまぁ面白くて、もちろん演出なのでご自分の中にイメージがしっかりおありとは思いますが、なんで甲斐さんがやると同じ登場人物なのにこんなにも違うんだろうと唸ってしまいます。サラッとやっていらっしゃいますが、振り向く動作一つにしてもテクニックがぎゅっと詰まっているかと思うと、貪欲にも全ての技を盗んでやろうと刮目している次第であります。

 作品名は「これ本当…?」と思わず二度見しますが、出演者は真剣です。面白い臭いがプンプンするぜ!

 まだまだボンヤリとしたアウトラインですが、作品に命を吹き込めるよう精進いたします。皆様ぜひ3月の公演を観にいらしてくださいね。


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