TLT第三回公演「うんこ」稽古日記 vol.6 ―目の前の舞台と、次の舞台と

 こんにちは。狛 千心(こま ちさね)です。3月に入りいっきに暖かい日がやってきたと思いきや霙まじりの雨が降り、寒暖差が激しいこの時期は風邪をひかないように気を付けたいものですね。皆様はいかがお過ごしでしょうか。


 いよいよ本番が近づいて参りました。おかげ様で土曜日の公演は満席となり前売券は予約終了となりました。金曜日と日曜日も埋まりつつありますので、お早目のご予約をお勧めいたします。


 私も各方面にご案内をさせていただいており、是非観に行きたい!といううれしいお言葉を頂戴し、実際にいらっしゃることが難しくても応援の言葉だけでやる気がみなぎる素直な性格をしているものですから、良い作品にしようという思いが一層強くなります。
 過去に大変お世話になっていた先生方にもお声がけさせていただいておりまして、温かい応援のお言葉をいただき、更に稽古に身が入ります。今回は残念ながらご予定が合わない方から「是非一度舞台を観たいので連絡を待っています」という旨を仰っていただき、またもや単純な狛は次の舞台のことを考え始めている次第です。


 私は常に少し先の未来のことを考えていて、そこから逆算して今何をするべきかを判断、取捨選択をしています。今回の舞台のお稽古で、自分の強みがほんの少し見えてきました。それと同時にまだまだ足りないこと、積み重ねていかなければならないことも見えて参りました。今回の作品では狛の得意分野だけを思う存分に発揮することが求められていると思っておりますので、まずは目の前の課題で合格点を取りたいところです。そして次の舞台では今回の経験を糧にして恩師に成長した姿を見せることが次の目標です。すでにまだ出会ってもいない次の舞台作品に想いを馳せている私がいることに驚きです。そのためにも、闇雲に稽古をするのではなく、小さなゴールを設定して、そこを手堅く到達していけるよう、諸々の調整が必要だということも痛感しています。

 なにはともあれ、3月21日から3月23日までの公演を成功させることができるよう持てる力を出し切ろうと思います。

 季節の節目や昔ながらの行事を大切にしたいと思いながらそれらを感じる心の余裕がほんの少しなくなっていたので、お雛様をぱちり。公演が終わる頃にはお花見なぞをする心と、体と、時間のゆとりがあることを願う、今日この頃です。


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