こんにちは。狛 千心(こま ちさね)です。どの地域も本格的に梅雨入りを果たしています。しとしと降る可愛らしいものではなく、線状降水帯発生という言葉も最近ではよく聞かれるようになり、雨、もっと広く言うと水の力の前に人間は及ばないということを、最近の気候から思うことがあります。近々大災難が起きるという噂もありますが、ビクビクしていると何もできないので、日頃の備えと心構えをしっかりしながらも、日々の出来事を楽しんでいきたいと思います。
さて、そうやって前向きに日々を楽しむために、これから観たいと思っている舞台について、本日は備忘がてらみなさまにご紹介したいと思います。予定は未定のため、もしかしたら足を運べないこともあるかも知れませんのでご容赦くださいませ。公演日が近いものから順番に、どうぞ。
①劇団トップバナナVol.6 『モテない保険』
かつて一緒にお稽古をしていた、俳優・中村柊太さんが出演されるということで公演の情報をいただきました。タイトルから気になりますよね。コメディでしょうか。コメディではないかもしれません?!あらすじを読むと、男女悲喜交々、それぞれに事情やドラマがありそうな気配がして、登場人物の誰かに感情移入するのかな、などと想像しています。テーマ的にもちょっと大人っぽいシーンもあるのかな、なんて思ったりもします。
会場の築地本願寺ブディストホールは恩師主催の劇団の公演で一度訪れたことがありますが、良い劇場だったように記憶しています。6月25日から6月29日まで上演しています。一部出演者がダブルキャストです。
②R Plays Company 主催・企画・制作『海と日傘』
女優・佐藤玲さんが代表を務めるR Plays Companyが企画・制作する舞台です。狛はいわゆるストレートプレイというような古典的、正統派の舞台にはあまり触れてこなかったところがありますので、敷居が高いかもしれないと若干怖気づいているのですが、素敵なチラシとあらすじから感じる静かで繊細な雰囲気に惹かれています。
錦糸町駅近くのすみだパークシアター倉が会場です。まだ訪れたことのない場所に初めて行く楽しみもあります。公演期間は7月9日から7月21日まで。7月14日が休演日です。結構長い期間上演されているなという印象で、出演者の皆様は体力勝負ではないかと思います。公演回によっては関係者によるアフタートークもあるようです。ファンには嬉しいですね。
尚、休演日前後で各席チケット料金が若干異なるようなので、気になる方は念のため確認をお勧めいたします。
③萬劇場 夏の短編集2025「大塚ショートストーリー」
3月に開催された演劇ワークショップ定期公演「三蛇祭」にも出演されていた、鵜濱咲紀先生が主催の演劇ユニットZANNEN座が出演されるということで、とても楽しみにしています。鵜濱先生の書く脚本はとても心が温まるストーリーで観終わった後に良かったなと思います。
会場は大塚にある萬劇場。このイベントについて
萬劇場の地元、豊島区大塚のお店や人を参加団体が取材して、そこから自由な発想で創り上げた8本の短編作品を競演。1ステージで2~3作品、1時間30分~1時間45分の作品集。
と公式HPに記載がありました。(抜粋させていただきました)なるほど、大塚の街をテーマにした作品が目白押しということですね。鵜濱先生がどんな世界を描き出すのか気になります。
7月17日から7月20日まで。チケットによってはどの作品が良かったかお客さんが投票できるようになっているようです。舞台と客席が一体になれる仕組みにもなっているんですね。
演劇と街が一緒になって一つのイベントを作り上げる素敵なイベント。演劇は身近なもので、多くの人に楽しんでもらいたい、そして地域も活性化して欲しいという想いにも共感します。
夏の短編集2025「大塚ショートストーリ」の公式ページのリンクはこちらです。
書き出している最中にふと思ったこと…。
演劇をはじめエンターテイメントは平和産業で、社会情勢が落ち着いていて、仕事やプライベートに大きな問題がなく、自由に行動できる環境と時間があり、自分自身も健康でいて、これらが全て揃って初めて成立するものです。今このように少し未来のことを何の心配もなく語れること自体、私が順調で穏やかな毎日を過ごせているという証で、それはとても幸せなことで、感謝することだと改めて思いました。
全ての舞台が成功しますように。いち観客として心から応援しております。
この日記を読んでくださった方の中で、少しでも気になった作品があったという方がいらっしゃいましたらぜひ劇場へ。お会いできたら、その時はよろしくお願いします。