こんにちは。狛 千心(こま ちさね)です。まだ梅雨明けはしていないはずなのに、湿気に暑さが加わって体に堪える日々が続いていますが、みなさん体調はお変わりないですか。本日はタイトルにもあるように、どんなことが起きてもなんとかなるもんだと思ったお話を、気の向くままに。どうぞお付き合いください。
LINE引き継ぎ失敗未遂
狛、先日思い立って機種変更をしました。最近のスマホの進化は凄いですね。データ移行も付属の変換アジャスターとUSBケーブルで新旧端末を接続し、ポチポチとボタンを押し進めるだけであっという間に移行完了。元々インストールしていたアプリの配置さえそのままで新端末に移行されました。感動すら覚えます。
ほとんどのデータやアプリが簡単に移行できる中、各々の手作業でデータ移行をしないといけないものも残っています。その一つがLINE。今や生活になくてはならない連絡手段になっていますが、LINEの移行だけはやや手間のかかる引き継ぎが必要なことを認識していたので念入りに手順を確認をしていました。していたはずです。手書きのメモまで作りました。いざ引継ぎの段階になって、
あれ、なんか違う…?
そう、私は「QRコードによる引き継ぎの手順」を控えていたのですが、なんと、それはSIMカードを入れ替える前しかできない手順のようで、先にSIMカードを入れ替えてしまった私は、引き継ぎに必要なQRコードを旧端末で表示できないことがこの時点で発覚したのです。
新端末と一緒に梱包されていた「機種変更の手引き」なる小冊子には、①SIM切り替え、②電話回線切り替え、③諸々のアプリの引継ぎについて、の順番に掲載されていたので、素直にその通りに進めた結果、落とし穴?にまんまとハマってしまったわけです。
おそらく落ち着いて考えれば先に引継ぎをするべきと思うところ、新しいスマホを前に気分が舞い上がっていたのかも知れません。急遽、メールアドレスとパスワードによる引き継ぎを試み、ほとんど勘で進め、パスワードを入力しても「間違っています」と表示されて手が震え、「いやいや、絶対コレなのよ!」と思いながらリトライをし…(多分焦り過ぎて指が違う文字を押してしまっていた模様…)、無事に元のアカウントを引き継ぐことができました。
なんなんでしょうね、あの「これは結構なピンチかもしれない」と認識した瞬間に体の芯がぎゅっとする感覚。認証された時は本当にほっとしました。その他、トーク履歴のバックアップ等はきちんと実施していたので、あとは全て元通りに復旧することができました。肝心なところで詰めが甘く、焦り散らかした狛をどうぞ笑ってやってください。みんなSIM気を付けてね。また、LINEでの諸々の確認に必要なメールの設定、パスワードの控えがあると安心かもしれません。
モバイルSuica引継ぎ漏れ
そんなこんなで、全てデータ移行が完了したと意気揚々としていた狛、翌日いつも通りに自販機で買い物をしようとしたところ、
あれ、反応しない…?
そう、私はLINEのことばかりに気を取られ、なんと、モバイルSuicaおよびおサイフケータイの引き継ぎをすっかり忘れていたのです。アプリ自体は使用しておらずキャリア決済と連携していたこともあり、失念したのかもしれません。
これも慌てて調べたところ、「モバイルSuicaの再発行手続きをすれば翌日使用できるようになる」との情報を入手したので、公式サイトから再発行の手続きをし、翌日になり無事使用できるようになりました。
こういう時狛は諦めてしまうことが多いのですが、さすがに1万円近く残金があるのに勿体ないという欲が出まして、これまたピンチの時の問題解決のための瞬発力と集中力たるや、火事場の底力と表現しても良いのかもしれません。というか、ちゃんと確認しておこうよ!
でもですね、狛はちゃんとカードタイプのSuicaも現金チャージをしてあるものを手元に残しておりまして、この日は何事もなく過ごすことができました。何かの時のためにリスク分散をしていた過去の自分ありがとう。再発行手続きなんてものがあるので、きっと狛のような人はたくさんいるんだろうなぁ。事なきを得ましたし、良い勉強になりました。
尚、この復旧方法は同じOS間での機種変更時のみ有効のようです。iPhoneからiPhone、AndroidからAndroid、のように。ご参考になれば幸いです。
通販でお買い物をしたら違う色が届いた
このお話は今までの2つと毛色が異なりますが、またもや先日、通販でDIYのための雑貨を購入しました。500円ほどのシールです。荷物が届きわくわくしながら包みを開けたところ、なんと、頼んでいたものと違う色が届いたのです。
そんなに高額な買い物でもないし、先述した通り、狛はこういう時に諦めてしまうことが多いのですが、まあ良い経験にもなるし、問い合わせてみようかなと思い、ショップに頼んでいた物と違う商品が届いたというメールをお送りしました。
するとご担当の方から「現物の写真をください」とのメールが届き、あれやこれやと試して画像を送信したところ、お詫びのメールと商品の再送をしてくださいました。誤配送した商品は返品不要の旨もご連絡いただきまして、ようは半額でお買い物ができたのですから結果お得になり、むしろ悪いなと思ってしまいました。
普段のお仕事柄、お客様からお叱りのお言葉を頂戴する機会が多いのですが、自分が問い合わせをする立場になるとは思ってもおらず、いわゆるアフターサービスを受けてみて、昨今のお客様対応は丁寧なのだなと感心いたしました。
通販は今や買い物の一つの確立されたスタイル、日々たくさんの注文があり、日本各地に配達をしているのですから、手配間違いなんてことはいくらでもあると思うのです。人手不足もあるでしょうし、今は働き方改革が叫ばれ残業が厳しく制限され、だからと言って仕事が減るわけでもなく、限られた時間の中で今までと同じ作業量をさばいていかないといけないのですから、ミスだって起きることもあるだろうし、働く人は本当に大変なんです。切実に思います。
尚、誤解のないように申し上げますと、先方にメールをお送りした際は事実のみを記載し、先方を不必要に非難するような内容は記載していないつもりです。
それから、今回のケースは急を要さない少額な買い物だったため穏やかな気持ちでいられましたが、場合によっては怒り心頭ということもあるでしょうから、今回は無事に欲しいものも手に入ったし、たまたまラッキーだったね、というお話でした。感じ方は人それぞれです。
そう、なんとかなる。
こんな感じで、おっちょこちょいと言えば可愛いですが、トホホなことを頻発して人間味溢れる狛も元気に生きています。何が言いたいかというと、人生は案外なんとかなるし、何か起きた時も救済措置があるものなので、あまり気張り過ぎず、失敗を恐れず、何か起きても、まあいっか、大丈夫、なんとかなるなる、と気楽に構えていると、いつの間にか良い感じになっているものなのかなと、最近ようやく体で感じ始めました。
それでもやはり日々の積み重ねは大事で、こつこつ目の前のことを誠実にこなしていくことは必要です。準備と心構えがあるからこそ、ピンチの時に救われるのも、また事実かなと思います。
さて、一年の半分が終わってしまうの?びっくり仰天の下半期目前。色々あるけれど、きっと大丈夫。暑さでやられそうなご自分をどうぞ労わってあげてください。
